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美と健康をテーマにチャレンジし続ける癒しのエステティシャン

現代人は癒しを求めている。とくに働く女性たちはストレスの固まりだ。そんな女性たちが安らげる場所としてエステが人気を博しているが、チェーンのエステには問題も多い。画一的なサービスに飽き足らなくなったお客さんは、より自分に合った施術とサービスを求めて、個人経営の居心地の良い小規模サロンを求めているという。そんな現代女性のニーズにぴったりの「心と身体を癒すヒーリングエステサロン」を経営する傳法勝子さんに、成功の秘訣をうかがった。
 
  口コミ客限定なので看板はなし
 傳法さんが経営する「ヒーリングエステVictoria」は、若い人たちに人気の町・代官山からほど近いところにある。淡いピンクの小さなビルの4階にあるが、看板などは一切出ていない。
「口コミだけでやっているので、看板は出していません。知る人ぞ知るという感じで、ずっとそういうふうにやっていきたいんです」

 エステの国際ライセンスを持つ傳法さんが、自らの理想とするこの小さなサロンをオープンしたのは、4年半ほど前。現在は、若いエステティシャンを二人、パートタイムで雇っている。看板なし、口コミの客限定というといかにも高級に思われがちだが、会員制ではなく、料金はチェーン店などより格安だ。

「あるエステサロンの立ち上げに携わったとき、そのオーナーがエステのことを何も知らないので、これじゃいけないと思いました。それに今まで働いていたところのほとんどが売上主義で、あまりイメージもよくありませんでした。本当のエステってちょっと違うのにな、という思いがありました。イギリスでは売上ではなく、お客さまを本当に癒してあげることがメインで、体の調子、体調を聞くための時間をきちんと組んでいるのに対し、日本のエステサロンは、最初のカウンセリングに売るための時間を非常にかけるんですね。私自身がやってきたことで、じつは売るのは得意なほうだったのですが、そういうのに飽きちゃったんでしょうね。それにエステ業界も長くなってくるとどうしてもカウンセラーとか店長、管理職になってしまうんです。でも私は現場が好き。お客さまと接することが何よりも好きなので、お客さまと向き合えるこぢんまりとしたお店が持ちたいと思ったのが始まりです」

   
  自社ブランドの化粧品も販売
 傳法さんがそんな思いでいたころ、ちょうど時代もそんなサロンを求めつつあった。
 最初は自宅で開業。今のようなスタイルになって1年半が経つ。
「1日にできれば3人くらい。いいお客さまといったら語弊があるかもしれませんが、エステはお任せで化粧品も使ってくれるようなお得意さんが50~60人いればいいかなと思っています」

 小規模のサロンにとって、不特定多数の少額の客を抱えるより、上質の顧客をそのスペースに見合った人数だけ獲得できれば、安定した経営を続けられるというわけだ。しかし傳法さんがこう言い切るには、別の理由がある。そう、扱っている化粧品が自社ブランドなのだ。自ら開発した化粧品を使っていて、その販売も手がけているのである。

「エステは適正価格でやっていますから、稼ぐのは難しい。やはり利益は化粧品販売からですね。化粧品開発は、ヒーリング系の勉強をしていたときに企画を依頼されて、製造元さんを紹介されたのが始まりです。出来上がるまで1年ほどかかりました」

 海外でサロン巡りをしていたとき、リラクゼーション、癒しの効用に魅せられた傳法さんは、帰国後、ヒーリング系のセミナーへよく足を運んだ。REIKI、気功、スリーインワン、高次元医学、オーリングテストなど、エステを通して身体の治癒力を高める健康のトリートメント法を学び、サロンでの施術にもそれを取り入れている。そして99年春に、ヒーリングテクニックを学んだ会社から化粧品企画の提案があり、それがKDcosmetics誕生のきっかけとなったのだ。

「2000年の4月に化粧品発売と同時に法人にしました。別に法人でなくてもよかったのですが、資本金は300万円以上必要でしたし、やはり発売元になるということで。実際、化粧品開発には1000万円近くかかりました」

   
  やりたいことがあったら、すぐやってみること
 と、こうして開業の経緯など伺ったことを書いていくと、なんともやり手の女性経営者のようだが、ご本人は、ピンク色のユニホームがよく似合う、ケラケラと屈託なく笑う少女のような人だ。
「やはりいろいろとご苦労があって……」と水を向けてみたが、

「う~ん、あんまり苦労って思わないですよね。経験してみて初めてわかって。やってみないとわからないじゃないですか。計画性がないのが弱点ですね」

 とまた声を立てて笑った。開業時の苦労話などを伺おうと勢い込んできた我々は、ちょっと肩すかしを食った感じだ。
 じつは傳法さんは、元婦人自衛官。4年間勤めた後、憧れだった美容業界に飛び込んでからは、仕事一筋。そんな素振りは微塵も見せないが、人の何倍も努力して常に高い志を持ち続けてきたのだ。好きなことを仕事にすれば、そのことに関する知識や技術を身につけることは苦にならないし、多少の困難があっても軽々と乗り越えていけるのかもしれない。

「悩んでいる暇もなかったし、失敗してもそこにとどまってはいられない。どうしたらよいか考え、前に進まなければならないから」

 もちろん相手に迷惑をかけるような失敗は許されないが、失敗してもめげないという気持ちは大切だ。

「考えているより、まずはやってみることですね。そうすることによって見えてくる。とりあえず、やってみる、始めてみることだと思います。化粧品の開発にはお金がかかりますから、私の場合には身内から借りましたが、お金が貯まるまで待っていたら、何もできません。もし本当にやりたいことがあったら、始めてみれば、経験から学ぶことがいっぱいあるんじゃないでしょうか」

   
  事業の拡大も着々と進める
 いきいきと楽しそうに話される前向きな姿勢は、周囲の人も明るく元気にさせるパワーを感じさせる。だからこそ、必要なときに必要な人が現われて助けてくれるのだろう。
「お客さまのお手入れをしているときが一番楽しい」という傳法さんだが、事業の拡大は着々と進められている。
「エステティックのスクールはすでにやっているので、今度はヒーリングで体系づけられたらと思っています。『アカデミー・オブ・ヒーリング・エステティック・ビクトリア』とネーミングもほぼ決まっていて、少人数制でカリキュラムを組んでいます。私も常に勉強しているので、いくらでも新しいことが教えられると思うんですよ。それから化粧品販売のブランチ(代理店)計画も進んでいますし、新ブランドの企画もあります」

「好きなことができて幸せ」といつも感謝の気持ちを忘れない。夢があって、チャンスにも運にも恵まれてきたが、それはひとつひとつ実現させていく実力があってのたまものだ。こぼれるような笑顔の奥に、秘めたる闘志が感じられた。

   
 
【プロフィール】
有限会社ケイ・ディー代表。
1988年IBM(インターナショナル・ビューティーアカデミー)卒業。国内エステサロン店長を経て、94年渡米、米国美容学校ネイル科卒業。
95年、英国のエステ学校で研修。20カ国以上の国々を旅行する。
98年3月、ヒーリングエステVictoriaオープン。
2000年4月有限会社ケイ・ディー設立。
現在、オリジナル基礎化粧品KDcosmeticsの企画・販売のかたわら、代官山にあるサロンでヒーリングエステを提供。経営者でありながら自らエステティシャンとして接客することを何よりの喜びとしている。美容関連の講師としても活躍中。
【お店データ】
ヒーリングエステVictoria
 Tel.03-5458-6585/Fax.03-5458-6586
 URL http://www.kdcosmetics.com e-mail happy@kdcosmetics.com

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